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■適度の光と水やりだけで、鉢植えの植物がしばらくは育つように、水と光は植物にとって、もっとも大切なものといえます。水が不足してくると植物はしなびて、そのままにしておくと枯れてしまいます。また、乾燥した空気が植物を枯らすのは、乾いた空気が植物から水分を奪うことに原因があります。植物のふるさとが海の中だったことを考えれば、それも当然のことかも知れません。 花壇など、露地に植物を植える場合は、環境としての水、“水環境”を整えることがポイントになります。もし雨がやんでしばらく水たまりが消えないようならば排水を考えましょう。土を深く耕して堆肥などをすき込み、また花壇部分をベッド状に一段高くしてやります。逆に乾燥が激しい場合は、株元に敷わらなどをして乾燥から守ってやります。 花壇に植えた草花は、植え付け後、しばらくの間や 、日照りの季節などには水やりが必要になります。しかし、植物はいずれ水を吸収できる深さまで根を伸ばしますから頻繁な水やりは、ほとんど必要ないでしょう。 ところが、鉢やプランターに植えた植物には水やりという管理が必要になります。「水やり3年」という言葉があるように、植物は水やりのタイミングの取り方ひとつで育ち方に大きな差が生まれてきます。そのタイミングを間違うと植物はさまざまな害を表しています。乾かし過ぎると植物はしおれ、そして枯れてきます。度々しおれさせるようでは、植物は元気に育ちません。また、水が多すぎると、まず根が腐り、次に葉先が傷んできます。 水やりは「鉢土の表面が乾いてからたっぷりとやる」のが基本になります。言葉をかえれば、水やりは適度に乾かすことが大切だということになります。適度に乾かすことで、根の発達をうながし、水やりのたびに根の周りに新鮮な 空気を送り込むことがでできます。 その他、花に直接、水をかけないこと、鉢皿に溜まった水は必ず捨てることなども大切なポイントです。 |
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| 季節のポイント |
| 春 |
| ■春から初夏にかけての季節は、気温が上がるにつれて植物の生長も盛んになってきます。そこで、水やりには特に気を配る必要があります。 ただし、冬の間、水やりを控えめにしていた植物の場合は、急に水を増やすと根を傷めることになります。じょじょに水を増やすように注意しましょう。 |
| 夏 |
| ■夏の間の水やりは、朝の涼しい時間か夕方に行います。気温の上がる昼間には行わないようにしましょう。特に蛇口やホースに溜まった水は高温になっていることがあります。必ず水の温度を確かめるようにします。 なお、梅雨時には過湿に対する注意も必要です。長く雨ざらしの状態になっているようなら、雨のあたらない場所に移すことも必要になります。 |
| 秋 |
| ■秋も、春夏同様、植物の生長が盛んな時期ですので、十分に水やりします。また、梅雨時と同じく秋の長雨にも当てすぎないよう、注意しましょう。 10月下旬ごろになると、そろそろ気温も下がって生長も鈍くなってきますから、だんだん水の量を少なくしていきましょう。 |
| 冬 |
| ■冬になると植物の生長はかなり鈍っています。 この時期に水をやりすぎると、根を傷めるだけでなく、根を腐らせて枯らしてしまうことになります。水やりはできるだけ控えるようにします。 夕方に水やりすると、夜のうちに水が凍ってしまうことがあるので、水やりは暖かい日の午前中に行い、夕方には鉢土の表面が乾いているようにします。水の温度も大切です。水道の水を直接使わず、お湯を足すなどをして、15゜くらいに温めてあげます。 |
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| 底面潅水鉢 |
| 不織布などで底から水を吸い上げるようになっているものが底面潅水鉢です。シクラメンの鉢植えなどによく見られます。土の上から水をかけるのではなく、鉢の底の容器に常に水を溜めておくようにしましょう。 |
| ハイドロカルチャー |
| 底に穴のあいていない容器に水を溜めて栽培する方法です。溜めておく水の量は容器の底から5分の1程度にするのがコツ。水やりは中の水が完全になくなってから行います。 |
| ひからびてしまった植物の手入れ |
| 植物が干からびて乾ききってしまったら、フォークなどを使って鉢土を崩します。その際、根を傷めないよう注意しましょう。次に水をはったバケツに鉢ごと浸けます。 鉢土から空気の泡が出なくなるまで浸しましょう。同時に葉の表面に霧吹きで霧を吹きかけます。 後は余分な水を切って涼しい場所に置いておけば、植物は数時間で元気を取り戻します。 |
| 腰水とは |
| 「腰水」とは、図のように深めの容器に入れた水の中に鉢を入れ、底から水を吸い上げさせる方法です。 |
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